第161回オープン例会レポート |
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| 気付けば5月ももう終わり。 暑くなったり寒くなったりで風邪引きました、おおとりです。 この季節は温度調整がしやすい服装がいいですね。
えー、今回もD&Dに参加しましたよ。 今回と次回でひとまず一旦終わり、という感じみたいです。 というわけで、どうやら高難度シナリオだよ~……的なことがDMからありましたが。さてさて。
難民を受け入れる代わりに浮遊墓所に眠るカーラスの槌、と呼ばれるハンマーを取ってこい、というのが今回の大まかな話。 槌を手に入れるまでにどんな難事件が……と思いきや、前回手に入れた空中浮遊のブーツや、様々な便利呪文を駆使して、 案外さっくり槌を手に入れる一行。
そう言えば行ってないところあったねぇ、とそちらの通路に足を運んだところ、どうしたことかしばらく前にお世話になった巨大サイズのレッド・ドラゴン様がご降臨。 先程から一緒に話していた(多分同じくらいの年齢段階の)ゴールド・ドラゴンさんは、複雑な事情(契約とかなんとか言ってた)により参戦せず。
ひとまず一旦建物内に退いて、体制を整えてから頑張ろうと思うが、見事に全員イニシアチブが取れず……。 ブレスのひと吹きで一網打尽(でも、奇跡的にひとり生還したよ!)にされたのでありました。
まあ、結果的にみんな復活しましたが、やっぱりダメなときってのは「もうダメかも」とか思う間もなくやられるものですな。 だから、ラストバトルでどんなに形勢が不利でも、最後まで諦めないのが大事。 危ないとか逃げようとか思えるうちは、結構大丈夫なこと、多いと思うんですよね。
と、久々にほぼ全壊を味わったおおとりでした。
5月25日 第161回オープン例会 場所 札幌市豊平区民センター 第一会議室 人数 計10人 卓 Dungeons&Dragons 3.5e (DM:クイン) ディセント第2版 (オーバーロード:かずひ)
by 鵬黄口 | |
5月30日(金)16:13 | トラックバック(0) | 掲示板 | 管理
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コメントを書く(現在3件) |
1: カーラスの槌 探索記
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| 最後に全滅したのは18年くらい前のClassic D&Dで、デストラップだったような覚えがあるharaです。 苦悩する時間もなく頭が真っ白になるんですね。ぐすん。
ドラゴン軍の追撃予告の矢文、原作ではだいぶ後のエピソードで出てくる遥か遠い場所の地名など、気になる伏線でスタート。 山ドワーフとのやりとりでは仲間のPCの皆さんの気合の入ったRPが楽しかったです。 ダンジョンでは有名なあのお方(?)や伝説のあのアイテムなど、原作ファンにはよだれものでした。
D&D Classicsでちょうどドラゴンランスが再版されているので、「廃都の黒竜」などに目を通しています。 元のシナリオは古いものであるせいか、表現が平坦というか、かなり事務的という印象です。 そんな中、原作ファンが嬉しくなる演出を考えて下さるDM様には頭が下がるこの頃です。
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by hara | 6月1日(日)23:30
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2: D&D v.3.5 「荒野の竜1」
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| こんばんは、クインです。
なつかしの黒田幸弘氏『D&Dがよくわかる本』第2章では、レッドドラゴンのブレス一発でパーティーが全滅しました。 今回のクイン「荒野の竜」第1回では、レッドドラゴンのブレス一発でブランク以外のパーティーが壊滅に。
『よくわかる本』ではPC側にミスがありましたが、「荒野の竜」ではDMのマスタリングに問題ありです。 原因はふたつ。
1、PCがバフなどの準備をしてやっとレッドドラゴンと戦えるという戦力差を、DMが失念していた。 (なんと阿呆なマスターであることよ♪)。
2、PCが予想以上にうまくダンジョンを突破して“カーラスの槌”を入手したので、前座のワイバーンを出すタイミングを逸したこと。 (シナリオ予定では、ワイバーンが1匹、戦闘を離脱して、レッドドラゴンさまを呼びに行くので、PCはちゃんと準備する時間があるのです。PCが創意工夫してうまくダンジョンをクリアしたら、余計ひどい目にあうとはなんとひどいマスタリングだ♪)
というわけで、今回のプレイヤーの皆様はマスターの予想以上にうまくプレイされたのです。 悪いのはDMの柔軟性のないマスタリングなのですよ、鵬さま、haraさま。 前回、「D&Dの魅力」と称して、偉そうなことを書いたのに、この始末です。
ついでに補足。 (これも誤解される書き方をしたDMの責任だ) 英文まで引用して、すんごい厳しい戦闘だよって予告したのは、 「荒野の竜」通しての最終戦闘であって、対レッドドラゴン戦じゃないのです。
つまり、次回、登場するであろうあの御方との戦闘ですよ。 ここまで冒険した皆様ならば、名前を書かなくてもわかるでしょ?
◆参加したPCの皆様
☆イグナーツ・ブラントさまへ(秩序にして善、人間(文明の民)の防御術士5/ウィザード・オヴ・ハイ・ソーサリィ3)
防御術に長けた白ローブの魔術師。 エルフの王女ローラナから手紙をもらっていました。 いろいろ呪文を準備してもらっていたのに、ドラゴン戦では生かす機会なし。DMが悪いのじゃ。
☆エルテス・エネクトラムさまへ(中立にして善、人間(文明の民)のクレリック(ミシャカル)8)
治癒と守護に長けた僧侶。 ブランクが生き残ったのは、なんといっても守護の領域特典のおかげでしたね。 やっぱりいろいろ呪文を準備してもらっていたのに、ドラゴン戦では活用できず。クインが悪いのです。
☆ザイードさまへ(秩序にして中立、人間(文明の民)のファイター8)
シミターに長けた戦士。 筋力を生かして、ドアを破壊していました。 ドラゴン相手にクリティカルが炸裂するはずだったのに、よく考えたら攻撃ロールのダイスを1回も振っていない。マスターが悪いのでございます。
☆タニスさまへ(中立にして善、ハーフエルフのファイター8)
一行の悩めるリーダー。小説キャラクターです。 特殊部隊の生き残りから挑戦状をもらっていました。 ワームスレイヤーでドラゴンを微塵切りにしてもらうはずなのに、やはり攻撃ロールのダイスを1回も振っていない。ダンジョン・マスターが悪いのだ。
☆ブランクさまへ(中立にして善、人間(文明の民)のローグ8)
ドラゴン戦の唯一の生き残り。 “空中浮遊の靴”を活用して、見事に“カーラスの槌”を手に入れていました。お見事です。 ドラゴンに急所攻撃を入れてもらうはずなのに、やはりやはり攻撃ロールのダイスを1回も振っていない。Quinnが悪うござる。
☆フリント・ファイアーフォージさまへ(中立にして善、ヒル・ドワーフのファイター6/マスター2)
丘ドワーフの戦士。やはり小説キャラクターです。 ドワーフの領主ホーンフェルへの交渉がよかったです。あれのおかげで、マミーとの戦闘を回避することができました。 ドラゴンに戦斧の一撃を叩きこむはずが、やはりやはりやはり攻撃ロールのダイスを1回も振っていない。くいんが悪いのであります。
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by クイン | 6月3日(火)05:30
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3: D&D v.3.5 「荒野の竜1」
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| ◆主なNPC
PCたちが遭遇した主なNPCを登場順にまとめました。 ストーリーを思い出す手がかりとして活用してください。
☆“鉄剣”デイヴィッド・クラウンガード(秩序にして悪、人間(文明の民)のファイター?)
ドラゴン卿直属の特殊部隊の生き残り。パックス・タルカス砦でタニスに助命された。家名から推測するに、ソラムニア貴族のようだが……。 難民たちの野営地を発見するも、タニスに命を助けられた恩を返すために、ドラゴン卿に報告するのを二日待つという内容の矢文をタニスに送る。 “鉄拳”ガラング隊長の仇を取るために、必ずや冒険者たちに決戦を挑んでくるだろう。
☆エーベン・シャッターストーン(混沌にして中立、人間(文明の民)のノーブル1/ファイター6)
ゲイトウェイ出身の戦士。自由人の指導者。 冒険者たちが要塞スカルキャップで散々苦労している間に、ニンフをくどいていたらしい。難民の落ち着き先が決まったら、エリスタンに結婚式をやってもらうと公言。 だが、タニスが特殊部隊からの矢文を受け取ったのと同じころ、怪しげな手紙を片手に苦悩の表情を浮かべるのをブランクが目撃する。 エーベンはなにゆえに苦悩しているのだろうか……?
☆ヴァレリウス(混沌にして善、クォリネスティ・エルフのレンジャー3/ウィザード3)
ギルサナスの側近。クォリネスティ・エルフの現況を報告するために、巻物を使ってテレポートしてきた。 冒険者たちのパックス・タルカス砦襲撃に感謝した後、タニスに意味ありげな視線を送りながら、イグナーツにローラナからの手紙を渡す。手紙の内容については、イグナーツは黙して語らず。 冒険者と難民たちの状況を報告するために、再び巻物でテレポートして消えた。
☆アルマン・カーラス(秩序にして善、マウンテン・ドワーフのノーブル7)
領主ホーンフェルの子息。 弟パック救出と引き換えに、冒険者たちをドワーフの領主たちに紹介した。 かれの名前はドワーフの偉大なる英雄カーラスから取られたのである。
☆グレード・ホーンフェル(秩序にして善、マウンテン・ドワーフのノーブル?)
六人いるドワーフ領主の一人。 冒険者たちに好意的である。“カーラスの槌”と引き換えに、難民たちの地下王国居住を認めることを約束した。
☆レルガー・アイアンフェイス(秩序にして悪、ダーク・ドワーフのノーブル?/ウィザード?)
ドワーフ領主の一人。 マウンテン・ドワーフとは敵対している。冒険者たちにも非友好的である。 実は……。
☆ランス・コールマウント(秩序にして悪、ダーク・ドワーフのノーブル?/ファイター?)
ドワーフ領主の一人。 やはりマウンテン・ドワーフとは敵対している。 かれもやはり……。
☆“偽”カーラスことイーヴンスター(秩序にして善、巨大サイズのゴールド・ドラゴン)
冒険者たちが浮遊墓所で出会った金竜。 最初、ドワーフの英雄カーラスの姿で現れ、行動を共にする。が、赤竜エンバーとの戦いで正体を現す。 “誓約”に縛られており、冒険者たちとドラゴン軍との戦いには介入できない。
☆エンバー(パイロス)(混沌にして悪、巨大サイズのレッド・ドラゴン)
ドラゴン卿の騎竜。 浮遊墓所の中庭で待ち伏せをして、冒険者たちの先手をとり、炎のブレスの一撃で壊滅に追い込む。
☆青き鎧の戦士(?、人間(文明の民)のファイター?)
一人生き残ったブランクの前にテレポートして出現した戦士。 供の黒ローブの男に命じて、冒険者たちを蘇生させる。 青い兜の下から発せられた「タニスを死なせるわけにはいかない……」というつぶやきは、女性のものだった。
◆パーティー情報
・次回シナリオ開始時の時間
〈大変動〉紀元351年10月10日午後3時(キャンペーン開始から26日目)
※白い月ソリナリは、10月10日に上弦期、11日~19日に満月期です。 ※赤い月ルニタリは、10月10日~11日に上弦期、12日~18日に満月期です。
・次回シナリオ開始時の位置
ドワーフ地下王国トルバルディンの“諸王の谷”(浮遊墓所から降りたところ)
◆次回予告
ドワーフの地下王国トルバルディンに赴いた冒険者たちは、ドワーフ領主たちから難民受け入れの条件として、“カーラスの槌”入手を提示される。ダンカン王の浮遊墓所に挑み、数々の仕掛けを突破して“カーラスの槌”を見事に入手したものの、赤竜エンバーの待ち伏せにあい、冒険者たちは一人を残して全滅する。
だが、青き鎧の戦士の助力により、冒険者たちは蘇生することができた。赤竜との再戦、そして最終決戦が冒険者たちを待つ!
次回、キャンペーン最終話「荒野の竜2 赤きドラゴン卿」。戦雲が冒険者たちを呼ぶ。
◆次回レギュレーション
次の点以外は今回までと同様です。 (http://www.bea.hi-ho.ne.jp/imaeda/asb-dlc2.htm)
・レベル 8(32,000XP)
・財産 27,000gp(所有しているのは、13,500gp以下の物品です)
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by クイン | 6月3日(火)05:31
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